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NPO法人 日本そら豆の会 LOVE & BEANS!

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そら豆について

そら豆
そら豆
収穫されたそら豆
皮を剥いたそら豆

このそら豆は山武陵西という品種。
NO BEANS NO LIFE 2007で
私たちが育てたそら豆です。

そら豆は祖先種も原産地も、まだはっきりしていません。 原産地についてはエジプト説、ペルシャ説、カスピ海南部説などがあますが、野生種と思われるものが北アフリカからカスピ海南岸付近にかけて見つかっており、北アフリカや南西アジアが原産でないかと考えられています。 世界最古の農産物のひとつともいわれているそら豆。その栽培の歴史は古く、チグリス・ユーフラテス川流域で新石器時代に栽培化され、エジプトでは4000年前から栽培されており、ピラミッドからそら豆が発見されています。またトロイの遺跡からも化石化したそら豆が見つかっています。 日本へは天平8年(736年)聖武天皇の時代(奈良時代)に、インドの僧、菩提仙那が中国経由で来日した際、関西地方を中心に貧民救済や治水、架橋などの社会事業に活動した行基という僧にそら豆を贈り、兵庫県武庫村で試作したと伝えられています。

秋に種を播くそら豆。3〜4月に紫がかった白いの花びらに黒いの斑紋のある3cmほどの花を咲かせます。全長1mくらいまで成長し、実がなるのは5月くらいから。長さ約15cmほどのサヤには3〜4個の種が入ります(大きさは品種によります)。

和名では、サヤが空に向かってつくため「空豆」、また蚕を飼う初夏に食べられることや、サヤの形が蚕に似ていることから「蚕豆」という字があてられています。ちなみに以前市場に行った際、「テンマメ」と呼ばれているのを聞いた事がありますが、これは「天豆」という字があてられており、正式な書き方ではないのかも知れませんが、空=お天道様を向いて実がなるということ、もしくは「蚕」の字に「天」使われていることから省略してこう呼ばれたのでしょう。私的にはこの「天豆」が一番好きな漢字での書き方です。 このほか九州では唐豆、山陰では夏豆、関西では大和豆、その他にもイササグサ・野良豆・お多福豆・がん豆・四月豆…など日本各地でいろいろな名がつけられ、品種もさまざまありますが、一般に出回っているものは、長さや種のさぬき長莢、大粒種の一寸そら豆などの早生種となります。

そら豆には、糖質とタンパク質、食物繊維が豊富に含まれています。そのため、昔から体力をつけたり、気力を充実させる重要な野菜の一つとして食べられています。 ビタミン類ではビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンCが含まれています。特に、ビタミンB2は、枝豆などの未成熟豆の中では最も多く含まれています。ビタミンB類は、体内においてデンプンや糖分、タンパク質や脂肪の燃焼を助ける役割があり栄養代謝も良くするので、不要な脂肪を体内に残さず、肥満防止に役立ちます。 また、カルシウムや鉄分などミネラルも豊富に含んでいます。なお、ソラマメの鉄分は、非ヘム鉄と言って吸収され難い鉄分ですが、ビタミンCや動物性タンパク質と一緒にとることによって、消化吸収が良くなります。 ソラマメの皮には利尿作用があり、むくみ(浮腫)の治療に効果的。さらにコレステロール低下作用があり、動脈硬化や心臓病の予防効果が期待できます。

そら豆は青豆の頃に収穫して野菜として食され、乾燥させて穀類としてます。 定番の食べ方はやはり塩茹でにして頂く「茹でそら」でしょうか。最近ではサヤごと焼く「焼きそら」もかなり市民権を得て来ています。これはサヤの中で蒸し焼きになるので、風味が損なわれることがなく、そら豆本来の味を堪能できます。加工品としてはフライビーンズや煎り豆、お多福豆に代表される煮豆、お菓子の餡などの材料として利用されています。変わったところではうどんやアイスクリームの中に練り込んだものなどもあります。調味料としても醤油の主原料になったり、豆板醤の材料に使われています。 ちなみに司馬遼太郎著「坂の上の雲」の中で、主人公の一人秋山真之の上着のポケットの中には常に煎ったそら豆が入っていたという挿話があります。彼は食事の間を惜しんで、このそら豆をかじりながら大作戦を立てていたのでしょうか。

界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : マメ目 Fabales
科 : マメ科 Fabaceae
属 : ソラマメ属 Vicia
種 : ソラマメ V. faba
学名 : Vicia faba
和名 : ソラマメ
英名 : broad bean